■人気ブログランキング ポチッと応援して下さい！


首都圏で大家業をやっておられる方の中には、

「地方なんかに物件を持つと客付けに苦労する」

とか

「見ず知らずの土地に物件を買ってしまうと、地元の業者に相手にしてもらえない」

みたいな感じで、とにかく悪いことばかりおっしゃる方が結構いたりして・・・（苦笑）

地方不動産投資＝破綻論みたいな・・・。




そこで、首都圏と地方の比較を大家目線で書いてみようと思います。

①物件の買い付け競争

地元九州に引っ込んで1年になりますが、首都圏の買い付け競争はすさまじいらしい

ですね。築40年近い物件が秒殺で売れたり、物件を見ないで買い付けを入れるなど

当たり前の世界と聞いています。

私の知り合いも、物件情報が入ってくるやいなや懐中電灯を持って物件に走って

いましたね。電気の止められた物件内を業者さんと一緒に懐中電灯で内見するそう

です。別の知り合いは、買い付けの順番を繰り上げてもらうために、大っぴらに

言えないようなムフフなことをやっているとかいないとか・・・・。

そんなのに比べると、私がフォーカスしている20万人以下の地方都市はのんびりした

ものです。同じ物件がずーっとネット掲載されていて、内見ものんびりマイペース。

知らない土地でもじっくり調査をするだけの時間は余裕でありますね。

②競合する大家さん

首都圏は大家業の猛者がたくさんいますので、うかうかしていると負けてしまいそう

になるような気がします。家具を入れたモデルルームなんて皆さん当たり前のように

導入されますし、センスもいい！

小さな地方はそんなエッジのきいた大家さんなんてほぼ皆無。管理会社さんが

おつきあいしているのは皆おじいちゃん、おばあちゃん大家さんばかり。私なんて

来年５０歳になりますが、管理会社さんからは「お若いのにこんな大規模で・・・」と

まるで若者扱いです。都会ではやっている手法を持ってくるだけで激賞されたり

しますので、競争環境は非常に緩いです。




（続く）
■人気ブログランキング ポチッと応援して下さい！