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おはようございます!ぺんたです。地方で大家をやっているかた(あるいは目指している方)だったら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?国が打ち出している「コンパクトシティ構想」。

ご存じない方のために簡単に説明しておくと、 これから先の人口減少&超高齢化社会を迎えるにあたり、どんどん郊外に向かっていく市街地の拡大を抑制し、都市中心部の比較的狭い面積の中に人口を集中させるような街作りをしていくことがコンパクトシティ構想だそうなんです。国土交通省が旗を振っているようですね。

国がそんな旗を振っていることを知ると、
「地方の、郊外にあるアパートを買うと将来たいへんなことになるのでは??」
そのような心配をされる方も中にはいらっしゃると思いますが、私の実感では絶対に成功しないと思っています。今日から数回に分けてその背景を解説していきますね。

■コンパクトシティ構想のイメージはこんな感じです。

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行政から見たら市街地の拡大に伴って下水道や道路などを整備するコストを抑制できるメリットがあるのでしょう。また郊外の住宅地を取得した人が高齢化して、クルマの運転が徐々に困難になっている現実もあるのです。

上の図でLRTと書いてあるのはライトレールといって、平たく言うと路面電車(チンチン電車)です。クルマに乗るかわりに路面電車で市の中心部まで出かけて買い物しろというわけです。

■ライトレールのイメージはこんな感じです・・・

2009

ねっ、昔のチンチン電車でしょ(笑)

私が高校生だったころ、北九州市の折尾と黒崎の間にはチンチン電車が走っていました。2つの街の間はほんの数キロ。コンパクトシティ構想が想定しているぐらいの距離感です。しかし、モータリゼーションの波に押され利用者が激減していき廃線になりました。

一度廃れたものを復活させるなんて国土交通省の力でも無理ですよ~。私乗りたくありませんから(笑)
ライトレールが前提になっている計画というだけで机上の空論ということがわかってしまいますが、他にも突っ込みどころ満載なので次回以降で突っ込んで行きますね~。

(次回に続く)


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