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おはようございます、ぺんたです。コンパクトシティ構想は市街地の拡大抑制(=地方財政の健全化)と高齢者の危険運転抑止というのが目的になった施策のようです。

郊外に住んでいる高齢者が日常生活を送るためにはクルマを使わないといけません。何をするにもクルマ・クルマ・クルマです。それは我々若い世代も同じこと。

■ネットで拾った画像です。他意はありませんから(笑)
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先日テレビを見ていたら、90歳を超えるヨボヨボのおじいちゃんが運転するシーンがありました。短い時間の間にも縁石に接触したりセンターラインをオーバーしたり、危ないことおびただしい・・・・。

■こちらもネットで拾いましたが、私の意図にぴったりです(苦笑)
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こうした現状をなんとかしなければいけない!!という国土交通省の危機感は理解できます。でもその解がチンチン電車か?というところが理解できません。

そもそも高齢者の多くはヒザに障害を抱え歩くこともままなりません。筋力も衰えているので重たい荷物を抱えて歩くなど全くもって無理です。(だからこそクルマを使うわけです) なのに近距離とはいえ重たい買い物袋を抱えてチンチン電車に乗るわけがない。地方在住者だったら肌で感じられることがなぜ中央の役人にはわからないのか??チンチン電車を構想に組み込んでいる時点ですでにほころびが見えています・・。

あと、高齢者の運転に対する執着心を全く理解できていませんね。強烈に固執するんですよ。

私の父は末期ガンにかかって余命1ヶ月時点で一時帰宅しましたが、夜中に家族の目を盗んで運転をしてしまいました。主治医からわざわざ「絶対やっちゃいけないですよ!」と申し渡されていたにもかかわらずです。

また叔父は手足がぶるぶる震えてしまう病気=パーキンソン病がかなり進行しているのですが、家族の制止を振り切って運転しています。免許証を隠そうがお構いなしに無免許運転。

高齢者にとって運転することは単なる移動手段という範疇を超えて、自らの存在証明に近いようなものなのです。郊外に住んでいるそんな高齢者に、チンチン電車を用意するからクルマを放棄しろというのはどだい無理な話です。

(続く)


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