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おはようございます。ぺんたです。
先日びっくりすることがありました。
夜逃げしたフィリピン人がひょっこり戻って来たのです。
310号室はフィリピン人男性が入居していたのですが、家賃を滞納したまま夜逃げして行方不明になっていました。部屋にクイーンサイズのベッドと大きなマットレス、その他もろもろの粗大ゴミを放置したままでです。
残置物はこちらで処分するしかありません。あ～、腹立つ！
ここのマンションに住み込みでリフォームやクリーニング作業をやって来ましたが、私の宿はこの夜逃げ部屋です。（布団は持参しました）
この日もリフォーム作業を終えて、パンツ一枚でくつろいでいました。
夜10時半くらいでしょうか？玄関を控えめにノックする音が聞こえます。
「こんな時間に誰だろう？」
と思いながら玄関をあけると、そこには2人のフィリピン人男性が立っていました。
背の低い小太りな方が片言の日本語で、
「ここにすんでたよ。わすれもの、わすれた。とりにきた」
みたいなことを言います。
（あっ、こいつが逃げた奴やん！）一瞬で頭に血が上ります。
「おまえ家賃払ってないやろ～。払わんか、コラ！！」
大学時代に大阪にいたので、こういう場面では自動的に大阪弁になってしまいます。不思議なものです。
ちなみに私のセリフを北九州弁で再現すると、
「きっさ～ん、家賃はらっとらんめ～が！払わんかちゃ、きっさ～ん！！」
となります。やっぱり締まらないですね（笑）
怒声をあびせると相手はキョトンとしています。身長が１６０ぐらいしかないうえ小太りで、浅黒い顔がポカンとしている様子は信楽のタヌキにそっくりです。
■写真■ このフィリピン人は信楽のタヌキみたいです（笑）
彼は私のことを、自分の次に入った入居者だと思っているようで、なかなかかみ合いません。
「おい、家賃はらわんとポリスに手を回して出国できないようにしたるからな！」
「そうされたくなかったら金持ってこい！」
などと思いつく限りの脅しを浴びせます。
彼は状況が飲み込めないようで後ろの奴としきりに話します。後ろの奴はタガログ語しかできないようなのですが、なにやら入れ知恵をしているようです。
「にほんごわからないよ」
（出た！日本語わからない攻撃！私も片言の英語に切り替えます）
「キサマ、ヤチンヲ ハラワント イカンバイ！」
「ハラワント イミグレーション トラブルヨ！」
するとタヌキが
「あー、こんどおじいちゃんのおおやさんにはらうよ。だからわすれものくれ」
私が新しい大家だとわかっていないことにようやく気づいたので、私は
「オレガ アタラシイ オオヤ バイ！ オレニ ハラワンカ コラ！」
「イマスグ サイフヲ オイテイケ！」
（文字だけ読むと私がカツアゲしているようです（笑））
と言いました。するとようやく事態が飲み込めた様子で、ジリジリ後ずさりして、何も言わずに逃げて行きました。私はパンツ一枚で上半身ハダカだったので追いかけられません。残念！
しかし、夜逃げしたヤツがノコノコ帰って来るなんて日本人ではあり得ませんよね。夜逃げした町には一切近づかないようにするのが日本人だと思います。
やはりフィリピン人（の労働者階級・あるいは下層の人々）は夜逃げなど日常的なのでしょう。
彼らが逃げ去ったあと、なぜかフィリピン人を少しだけ理解できた気がしました。
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この日もリフォーム作業を終えて、パンツ一枚でくつろいでいました。
夜10時半くらいでしょうか？玄関を控えめにノックする音が聞こえます。
「こんな時間に誰だろう？」
と思いながら玄関をあけると、そこには2人のフィリピン人男性が立っていました。
背の低い小太りな方が片言の日本語で、
「ここにすんでたよ。わすれもの、わすれた。とりにきた」
みたいなことを言います。
（あっ、こいつが逃げた奴やん！）一瞬で頭に血が上ります。
「おまえ家賃払ってないやろ～。払わんか、コラ！！」
大学時代に大阪にいたので、こういう場面では自動的に大阪弁になってしまいます。不思議なものです。
ちなみに私のセリフを北九州弁で再現すると、
「きっさ～ん、家賃はらっとらんめ～が！払わんかちゃ、きっさ～ん！！」
となります。やっぱり締まらないですね（笑）
怒声をあびせると相手はキョトンとしています。身長が１６０ぐらいしかないうえ小太りで、浅黒い顔がポカンとしている様子は信楽のタヌキにそっくりです。
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彼は私のことを、自分の次に入った入居者だと思っているようで、なかなかかみ合いません。
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「そうされたくなかったら金持ってこい！」
などと思いつく限りの脅しを浴びせます。
彼は状況が飲み込めないようで後ろの奴としきりに話します。後ろの奴はタガログ語しかできないようなのですが、なにやら入れ知恵をしているようです。
「にほんごわからないよ」
（出た！日本語わからない攻撃！私も片言の英語に切り替えます）
「キサマ、ヤチンヲ ハラワント イカンバイ！」
「ハラワント イミグレーション トラブルヨ！」
するとタヌキが
「あー、こんどおじいちゃんのおおやさんにはらうよ。だからわすれものくれ」
私が新しい大家だとわかっていないことにようやく気づいたので、私は
「オレガ アタラシイ オオヤ バイ！ オレニ ハラワンカ コラ！」
「イマスグ サイフヲ オイテイケ！」
（文字だけ読むと私がカツアゲしているようです（笑））
と言いました。するとようやく事態が飲み込めた様子で、ジリジリ後ずさりして、何も言わずに逃げて行きました。私はパンツ一枚で上半身ハダカだったので追いかけられません。残念！
しかし、夜逃げしたヤツがノコノコ帰って来るなんて日本人ではあり得ませんよね。夜逃げした町には一切近づかないようにするのが日本人だと思います。
やはりフィリピン人（の労働者階級・あるいは下層の人々）は夜逃げなど日常的なのでしょう。
彼らが逃げ去ったあと、なぜかフィリピン人を少しだけ理解できた気がしました。
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