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おはようございます、ぺんたです。今日は長いエントリーですがお付き合い下さい。

つい先日の夕方。管理会社さんから電話がありました。「xxハイツの火災報知機が鳴っていると入居者の方からご連絡をいただきました・・・」とのこと。急行するよう指示して報告を待ちます。

小一時間後に電話で報告があり、「全部屋訪問しましたが、火災は起こっていませんでした」とのことでひと安心!でもその後に続いた言葉に耳を疑いました。

「2部屋で雨漏りがありました」

え~っ!!晴れなのに~??うっそ~!!

「一部屋は201号室で、押入の中のものがびしょびしょになっていました。もう一部屋は空室の202号室で、押入中段に雨ジミができていました・・・」

矢も盾もたまらず現場に行ってみました。なるほど押入の天井から壁、中段もびっしょり濡れています。天井の石膏ボードは指で押すとヘコんでしまうぐらいだったので簡単に破ることができました。

■石膏ボードはヘロヘロで、工具を使わずに破ることができました。
DSC_2546

天井をあけてみてビックリ!箱樋(箱型の雨樋)の裏側にびっしりと水滴がついていました。屋根のスキマなどからの雨漏りを想像していたので意表を突かれました。

■写真■ ここは鍾乳洞かっ・・・w
DSC_2542

しばらく見ていると次々に水滴が落下して真下の石膏ボードを濡らして行きます。どこからか水が流れ込んでいるわけではありません・・・。どうやら「結露」が犯人だったようです。

結露というのは外気温が寒くて室内が暖かい場合などに、境界面に水滴が付く現象ですよね。このお部屋は、うちのアパートの中で珍しく日当たりの良い部屋で、室内には日光が降り注ぎます。そのため寒暖差が生じて写真のような猛烈な結露に繋がったのでしょう・・・。

■写真■ 珍しく日当たりの良いお部屋なのです
DSC_2549

箱樋の表面に断熱材が張ってあればこんなことにはならなかったのでしょうが、やはり賃貸住宅は安普請ですね・・・。仕方ないのでグラスウールで断熱しました。

■写真■ 箱樋の裏側をグラスウールで断熱しました。両脇のスキマに押し込んでいくと簡単には脱落しない感じになりました。
DSC_2556

この状態にしてから開口部を閉じる作業に移ります。グラスウールを天井の開口部にも2段目の断熱材として贅沢に使います。ここには映っていませんが、この2段目の上には防水シートを貼り付けていますので万が一結露が落ちて来ても下に染み通ることはありません。

■写真■ 開口部にもグラスウールを使います。防水シート付きです。
DSC_2559

押入の天井も石膏ボードを使わないといけないと仲間の大家さんから教わっていましたので買って来ました、ジプトーン(笑) 先日嫌いだと書いたばかりなのに済みません・・・。機能性は認めているのですが、模様がね~。

■写真■ ジプトーンを初めて使います。模様が嫌いなだけなんです~(と言い訳。)
DSC_2560

■写真■ ビス留めしてこんな天井になりました。何かあったらすぐ外せます。
DSC_2561

最初に立ち返って考えると、火災報知機が鳴ったのは報知機の室内側子機がびしょ濡れになってショートしたためだったようです。

ネットで調べてみるとここのような陸屋根物件では結露の問題がけっこうあるようですよ~。ぜんぜん知りませんでした。 次から気をつけます。

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