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おはようございます。ぺんたです。

何社かの客付け業者さんからメルマガをいただいているのですが、「非公開物件」とか「未公開物件」という文字が躍ります。今日はこれを少し考察します。

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客付け専門の業者というのは東京や大阪など大都市圏に多く存在します。ちょっと私の理解している範囲で情報を整理させていただくと・・・

■物件オーナーから売却依頼を受けるのが「元付け業者」さん。元付け業者さんは自分自身で買主を見つけようとします。なぜならば売主と買主の両方から仲介手数料を得られるから・・・。いわゆる「両手」取引です。

■元付け業者さんが「両手」取引を諦めた場合(自分の力で買主を見つけられない場合)が客付け業者の出番です。すなわち客付け業者に買主を見つけてもらって、元付け業者は売主から、客付け業者は買主からそれぞれ仲介手数料を得る「片手」取引に移行します。

■大手の客付け業者さんと商談したときに「どうやって仕入れているんですか?」と質問したら、「ほとんど元付けさんからの持ち込みです」と仰っていました。別ルートで裏を取ったら、「レインズに登録したら客付け業者からの買付がガンガン入ります」ということでした。微妙に方向性が異なっているのですが、元付けからの情報に依存していることは共通しているので良しとしましょう(笑)

■元付け業者は(両手狙いの時期に)自分の営業範囲に広告を打ったり既存顧客に物件を紹介したりします。

ここまで読んで頂いてお分かりだと思いますが、「客付け業者」である限り文字通りの意味での「未公開物件」は取り扱えないことになります。だって元付けさんが既に公開してしまった物件を後で取り扱うのが客付け業者ですから・・・。

もちろん客付け業者が自分で直接売主を掘り起こしているケースが皆無ではないと思いますので本当の未公開物件も中にはあると思います。しかし、毎日スゴい数の非公開物件が流れてくるところを見ると、タダのセールストークなのか、「レインズに掲載されていない」という程度なのかもしれません。

本当に未公開物件をゲットしたかったら元付けさんにアプローチすることです。

昨年11月に購入した2棟も、いま買付けを入れている2棟も元付けさんが誰にも話していない情報を私にくれたものです。広告もされていません。

良い物件は川上にある・・・。どこの業界でも共通する真実だと思います。

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