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おはようございます。ぺんたです。

元自宅の戸建がようやく売れました。その売買契約を締結した時のことです。

業者さんは旧知の間柄で、ちょっと高田純次っぽいノリの方です。

「ぺんたさんはプロなんで、契約書の読み合わせなんていらんでしょ?(笑)」

なんて軽口をたたきます。相手が高田純次なのでそういう訳にはいきません。

案の定、読み進めていくと気味の悪い文言がチラホラ出て来ました。

「高田さん、土地の瑕疵担保責任3ヶ月というのは何ですか?」

「買主さんはこの家を解体して新築を建てるんですが、その目的が達せられないような地下空洞やガラが大量に出てきたり・・・といったことを想定しているみたいです」

「私、土地を掘り返して確認したわけではないので応じられませんよ」

「あ、大丈夫です。建物の取り壊しは1年半後ですから・・・」

「・・・??」

「この方、風水にドはまりしておられて、取り壊しに最適な時期がその頃ということですw」

「じゃいいか・・・(^_^;」

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更に読み進めていくとまたありました。

「地下に遺跡などの埋蔵物が発見され多額の費用を要する場合、売主は白紙解約できる・・・っていう特約がありますが、これはどういうことですか?」

「遺跡が出たりすると土地所有者の費用負担で発掘作業をしないといけないので、それを回避するために入れたんでしょうね・・・」


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「高田さん、遺跡がみつかる状態って建物を取り壊して、基礎を打つ段階ですよね・・・」

「はい・・・」

「つまり建物はもうなくなっているわけで、その時点で白紙解約されたら私は建物を壊され損ですよね(爆)」

「ええそうですけど、風水で1年半後に掘るので大丈夫じゃないですか・・・?」


「この部分には3ヶ月って入っていませんから、新しい建物が建つまで白紙解約されるリスクを負うことになります」

「・・・なんとかお目こぼしいただけないでしょうか??(^_^;」

「・・・・じゃあ、この特約はこのまま残しましょう」

「ありがとうございます!!」


「そのかわり、『地下埋蔵物が発見されて買主が本契約を白紙解約した場合、買主の費用負担で契約締結時の状態に原状復帰すること』という特約を追加して下さい・・・。」

「・・・・・・・」

難題には難題(笑)うまくいけば私は新築の建物をゲットできます(笑)

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まぁ、そんな特約を先方が呑むわけもなく、埋蔵物特約は削除となりました。

面倒でも契約書に目を通すことは大事ですね~w

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