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おはようございます、ぺんたです。
先日退去のあった部屋は丸18年入っていただいた女性のご退去でした。新卒でご入居された方が今回ご結婚されるということでおめでたいご退去です。
ところが・・・このお部屋がハードなヤニ部屋だったのです(^_^;
なにせ退去立ち会いしてくれた管理会社の社長が直後に電話してきて、声が裏返っていましたもんね・・・(笑)
玄関脇のクロスは湿気で剥がれ、クロスは茶色です。洗濯物を室内干ししていたようなのですが、換気をしなかったせいで鉄骨部分が結露し剥がれたようです。
間仕切りの垂れ壁は、恐らく白だったと思われるのですが模様付きの茶色になっています(^_^;
和室の押し入れの扉も煮染めたようになっていました・・(^_^;
これをみて管理会社さんは、
「どうしましょうか??」
と動揺されていましたが、私は動じません(苦笑)なにせはだかさん(TM)の汚部屋を経験していますからね・・・💦
◎関連リンク 「はだか部屋」のビフォー・アフター
こういうヤニ部屋に試してみたかったケミカルを仕入れていたのでこちら逆にワクワクします(笑)
そのケミカルは、「グリラーNEO」と言います。FB友達の岩橋さんのブログで拝見して試してみようと思いました(^_^)
成分をみると「水酸化ナトリウム」「水酸化カリウム」等の劇薬が入っていますので、原液の中にお肉を浸けておくと溶けちゃうレベルの強アルカリ性です。もともとグリストラップ用の洗浄剤なので油汚れに強いのですが、ヤニ落ちもいいということです。
500ccのスプレーボトルに残りの液がちょっとになった段階で・・・
原液を少し足して、これぐらいにしてから水を満タンにして薄めます。正確に測っていませんが10倍から15倍ぐらいの希釈だと思います。
これをヤニのついた部分に吹き付けると面白いように落ちます。1日中夢中でヤニ落とししましたが成果が目に見えるので苦になりません(笑)いくつかご紹介しますと・・・
ドア枠がヤニでまだら模様になっていたところに、
グリラー希釈液を吹き付けるとすぐ、こんな風に茶色の液体に変色します。一瞬です。
雑巾で拭き取るとキレイな元の色が出てきました!
下駄箱さえもヤニで燻蒸されています。
全面に吹き付けて半分だけ拭ったところがこんな感じ・・・
新品とまでは行きませんが清潔になります。
よくこうなるまで放っておいたな・・・💦と何度も思うのが押し入れの戸です。
これもスプレーして拭き取るだけでこんなにキレイになります。
ビフォー・アフター!
===
原状回復のクロス張り替え等は退去された方にご負担いただくのでプロにお願いします。
新しいクロスを施工する前にこういうヤニ落としをしておかないと臭いが移ってしまう恐れがありますので、クロス屋さんが入る前にヤニ落としをしているわけです。
拭き取る箇所はあらゆる箇所です。換気もせずに18年間タバコを吸い続けているので室内全てのものが「燻製」になっている状態ですw
見落としがちなのがトイレとお風呂です。ご本人がそこでタバコを吸わなくても換気扇が回るので、タバコを吸った居室のほうから空気が流れてきて汚染されます。この2箇所も念入りに掃除しました。
===
このグリラーNEOを使ううえでの注意点が2つあります。
いくら薄めたと言っても強アルカリ性ですからスプレーの霧をちょっと吸い込んだだけでむせてしまいます。危ないので使う時はマスクにゴム手袋、保護メガネが必須です。
ボトルにも危険表示がされています。
それから、汚れを落とす力が強いがゆえ経年劣化したペンキも若干溶かしてしまうようです。
ヤニだけを落としている場合はバケツの水が透明な茶色になるのですが、ドアの塗装面に吹き付けたら、バケツの水が白く濁りました。
ですから古い塗装面に吹き付けたあと長時間放置などしてしまうと跡が残ってしまうかもしれません。ご注意下さい。
最後に、グリラーNEOは4Lボトルが2本入りで5000円ちょっとでした。10倍に希釈してもスプレーボトル160本分ですので、スプレー1本分で30円ほどです。
セスキ炭酸ソーダで落ちないような油汚れや今回のようなヒドいヤニ部屋にはおすすめです!
(※岩橋さん、ありがとうございました!)
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玄関脇のクロスは湿気で剥がれ、クロスは茶色です。洗濯物を室内干ししていたようなのですが、換気をしなかったせいで鉄骨部分が結露し剥がれたようです。
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こういうヤニ部屋に試してみたかったケミカルを仕入れていたのでこちら逆にワクワクします(笑)
そのケミカルは、「グリラーNEO」と言います。FB友達の岩橋さんのブログで拝見して試してみようと思いました(^_^)
成分をみると「水酸化ナトリウム」「水酸化カリウム」等の劇薬が入っていますので、原液の中にお肉を浸けておくと溶けちゃうレベルの強アルカリ性です。もともとグリストラップ用の洗浄剤なので油汚れに強いのですが、ヤニ落ちもいいということです。
500ccのスプレーボトルに残りの液がちょっとになった段階で・・・
原液を少し足して、これぐらいにしてから水を満タンにして薄めます。正確に測っていませんが10倍から15倍ぐらいの希釈だと思います。
これをヤニのついた部分に吹き付けると面白いように落ちます。1日中夢中でヤニ落とししましたが成果が目に見えるので苦になりません(笑)いくつかご紹介しますと・・・
ドア枠がヤニでまだら模様になっていたところに、
グリラー希釈液を吹き付けるとすぐ、こんな風に茶色の液体に変色します。一瞬です。
雑巾で拭き取るとキレイな元の色が出てきました!
下駄箱さえもヤニで燻蒸されています。
全面に吹き付けて半分だけ拭ったところがこんな感じ・・・
新品とまでは行きませんが清潔になります。
よくこうなるまで放っておいたな・・・💦と何度も思うのが押し入れの戸です。
これもスプレーして拭き取るだけでこんなにキレイになります。
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新しいクロスを施工する前にこういうヤニ落としをしておかないと臭いが移ってしまう恐れがありますので、クロス屋さんが入る前にヤニ落としをしているわけです。
拭き取る箇所はあらゆる箇所です。換気もせずに18年間タバコを吸い続けているので室内全てのものが「燻製」になっている状態ですw
見落としがちなのがトイレとお風呂です。ご本人がそこでタバコを吸わなくても換気扇が回るので、タバコを吸った居室のほうから空気が流れてきて汚染されます。この2箇所も念入りに掃除しました。
===
このグリラーNEOを使ううえでの注意点が2つあります。
いくら薄めたと言っても強アルカリ性ですからスプレーの霧をちょっと吸い込んだだけでむせてしまいます。危ないので使う時はマスクにゴム手袋、保護メガネが必須です。
ボトルにも危険表示がされています。
それから、汚れを落とす力が強いがゆえ経年劣化したペンキも若干溶かしてしまうようです。
ヤニだけを落としている場合はバケツの水が透明な茶色になるのですが、ドアの塗装面に吹き付けたら、バケツの水が白く濁りました。
ですから古い塗装面に吹き付けたあと長時間放置などしてしまうと跡が残ってしまうかもしれません。ご注意下さい。
最後に、グリラーNEOは4Lボトルが2本入りで5000円ちょっとでした。10倍に希釈してもスプレーボトル160本分ですので、スプレー1本分で30円ほどです。
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(※岩橋さん、ありがとうございました!)
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他のヤニ部屋ではジプトーンを塗装することが多いですね。