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おはようございます、ぺんたです。

先日首都圏の仲介業者さんと飲む機会がありました。お互いの立場で不動産投資について情報交換をして大いに盛り上がりました。

違う立場の人やよそのエリアの方と話していると自分が気付かなかったことに気付かせられる場面が時々ありますが、この時がまさにそうでした。

私がなにげなく、

「このエリアは福岡県と広島県、地元山口県の金融機関が出店していて、いろんなところに案件を持ち込んでいるんですよ・・・」

と申し上げたところ、

「そういうエリアはめったにありませんよ！それこそがこのエリアに展開する強みなのでは？」

と言われました。それまでぜんぜん意識しておらず、自分の中では当たり前の環境でしたが、言われてみると確かにその通りかもしれないと思うようになりました・・・💦

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私の展開エリアは山口県某市なのですが、一部上場企業の本社があるのでいろんな金融機関が店を出しています。

支店は無視して金融機関の社名だけ列挙すると・・・

【広域系】

三菱UFJ銀行
朝銀西信用組合
中国労働金庫

【福岡系】

福岡銀行
西日本シティ銀行

【広島系】

広島銀行
広島商銀信用組合

【山口系】

山口銀行
西京銀行
西中国信用金庫
山口県信用組合
JA山口

といった感じで合計12法人もあります。支店数までカウントするとなんと41支店です！

人口が17万人しかいない地方都市にこれだけ金融機関がひしめいているといわゆる「オーバーバンキング」状態（金融機関の過密状態）だと言えます。

photo_23

私が以前物件を持っていた三重県松阪市（人口は同じ17万人）と比較してみるとわかりやすいと思います。

松阪市の場合は、

【広域系】

三菱UFJ銀行

【三重系】

三重銀行
百五銀行
第三銀行
三重信用金庫
JA松阪

【名古屋系】

中京銀行
東海労働金庫

という8法人となりますので、山口県某市の3分の2となります。

===

ここからは推測ですが、よその県から出店している金融機関の支店はいわば敵陣地に攻め込んでいる前線基地なので、

「なんとか地盤を作ろう！」

と頑張りますし、地元金融機関は

「切り崩されないようにちゃんと防衛しよう！」

とやっぱり頑張りますので競争環境としては激烈だと思うんですよね。

ですから我々大家が融資案件を持ち込んだときも非常に積極的に相談に乗ってくれるのではないかと思います。

じっさい、地元福岡県では頭金を必ず入れる組み立てを要求されると聞く福岡銀行さんもこの街ではそんな事はまったくありませんし、新規の融資取引が難しいと言われる広島銀行さんは紹介なしで訪問した私にも融資してくれましたもんね・・・(^_^;

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私はこの街に流れ着いた口なのでそういう金融環境を狙いすましたわけではありませんが、ご自分の展開エリアを選ぶ時には金融機関の過密度合いを見るのも面白い切り口かもしれません。

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