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おはようございます、ぺんたです。

お取引先のガス屋さんから誘われて、春先に続いて積水ハウスさんの新築見学会に参加してきました。軽量鉄骨の長屋でした。見学会の前日には満室になったそうです。近所のダイワハウスさんの物件がまだ空室アリなのに素晴らしいことです!

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室内は安定のクオリティで、私もこんなところに住んでみたい・・・。ダイワさんは家賃設定が高めなのに対し積水さんは新築なのにこの価格で!?という感じの低価格で募集しています。そのためすぐ満室になるのでしょう・・・。
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私の物件にも新築のコーディネートをパクらせてもらおうといろんなところをジロジロのぞかせてもらいました。

そんな中で興味を持ったのがEV(電気自動車)対応の駐車場です。

この物件はファミリータイプなので駐車場が200%あるのですが、そのうち100%分にEVコンセントが装備されていました。

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「このコンセントは各部屋の分電盤に接続されているのですか?」

と質問したところアパートの隅を指さして、

「そうです。アスファルトの下に各戸からの電線が埋設してあります」

ということでした。
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お部屋と駐車場のコマが1対1でひも付いていますね。やるとしたらこういう形が一番現実的ですので予想通りでした。運営上は入居者の希望により駐車コマを入れ替えてあげることができなくなるというのが唯一の欠点ですが、それは仕方ないことでしょう。

感心したのが室内スイッチです。

屋外のコンセントには鍵がかけられるようにはなっているのですが、たぶん簡易的な鍵なのでほかの入居者が盗電しないとも限らない・・・と考えたのでしょうか? 玄関を入ったところにEVコンセントのON・OFFができるスイッチがついていました。
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旅行に出かける間などは室内スイッチをOFFにしておけば盗電される恐れはなくなります。ここまで考えが及んでいなかったので目からうろこでした。

こういう設備は中古物件ではなかなか真似ができませんので新築のアドバンテージですね。だって中古物件で同じことをするためには利用中の駐車場を掘り返して電線を埋設しないといけなくなりますからハードルが非常に高いですよね(^-^;

積水の方にご利用状況を確認させていただくと、

「まだほとんど利用されていませんが、今後30年先まで見据えると絶対に必要な設備ですからね・・・」

というお答え。そしてさらに、

「純粋な電気自動車よりも、プラグインハイブリッドの普及のほうが早いんではないでしょうかね~」

ともおっしゃっていました。

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クルマに詳しくない方のためにちょこっと解説させてもらうと、電気の力で走る自動車はおおむね4種類に分けられます。

①純粋な電気自動車(EV)
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大容量のバッテリーを搭載していて、ガソリンエンジンは積んでいないタイプを電気自動車と呼びます。現在の技術では実用上の走行距離が短いのが難点です。

②プラグインハイブリッド(PHV・PHEV)
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バッテリーとガソリンエンジンの両方を搭載しているのでハイブリッド車の1種ですが、外部からバッテリーに直接充電することができるところが一般的なハイブリッド車と異なるポイントです。

③本格的なハイブリッド(ストロングハイブリッド)
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ガソリンエンジンとバッテリーを搭載していますが、外部からの充電はできません。ノートe-POWERというクルマは電気自動車っぽく販売していますが、分類上はハイブリッド車です💦

④簡易ハイブリッド(マイルドハイブリッド)
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小容量のバッテリーを備え、発進加速時にのみモーターが補助するタイプです。コストが圧倒的に安い割には燃費がそこそこよくなるのが特徴です。


細かな違いまで書いていると自動車ブログになってしまうので割愛させていただくとして(笑)、コンセントを必要とするタイプは①の電気自動車と②のプラグインハイブリッドです。

ですから新築の設備にコンセントをどれだけ装備するかどうかは、今後30年で①と②がどれだけ普及するか?という一点にかかっています。なかなか難問です。

これは誰も確実に当てられない命題ですので、大家としては今回ご紹介した物件のように駐車場コンセントを作っておくのが正解だと思います。①と②が普及しなかったときには無用の長物になってしまいますが、普及してしまったときにはにっちもさっちも行かなくなるからです(^-^;

ただし個人的には、①の電気自動車はまず選ばないですね。航続距離が短いうえバッテリーの劣化も早いし、北海道の大停電を目の当たりにすると地震が起こった時に移動手段が奪われてしまうのは致命的だからです。。。

今後どんな世界がやってくるんでしょうね・・・!?

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コンセントが100%分
室内からオンオフ可能