お布施だと思って押して下さい(笑)
↓↓↓↓↓


健美家コラム第28話で利回り57%の軽鉄アパートを再生した話を公開しています。よかったらそちらも読んでみて下さい!

◎利回り57%軽量鉄骨アパートの購入と駐車場開発、満室までの過程

===

おはようございます、ぺんたです。

先日バッファローさんのアンテナ線インターネットの記事を書いたところ、さっそく担当さんからお礼の電話がありました。

◎関連リンク テレビアンテナ線でインターネット

解説記事を書いたことのお礼とともに、先方の組織変更で別の方が担当することになったとのこと・・・。ご挨拶かたがた新担当の方と近所のファミレスでお会いして詳しい話を聞きました。(うちの事務所はちらかっているので、来客はお断りしているのです(苦笑))

技術的なネタなのでいささか難解な話になってしまいますがご容赦ください<(_ _)>

===

最初にお伺いしたのは接続系統についてです。

前回の記事を書いたときに、「ブースターや分配器はどうなるんだ!?」という声が多数よせられたので、最初にそこを確認しました。お伺いしたところ、物理的な接続の系統は以下の図の通りでした。

アンテナインターネット系統図

バッファローさんのこのサービスを導入すると、この図で「親機」・「宅内子機」と書いている機器を導入することになります。

親機はテレビ信号とインターネット信号を両方受信してブレンドする役割を担います。両方の信号を「混合」してアンテナ線に乗っかる信号に変換する機能を持つので上の図では「混合器」と表現しました。

混合した信号は既存のアンテナ線で流すことができるので分配器を経由して各お部屋に届きます。で、お部屋に設置された宅内子機でアンテナの信号とインターネットの信号を分けて取り出し、それぞれテレビや宅内設置のルーターに流すことで居室のアンテナ端子を利用して「テレビ」と「インターネット」のサービスを同時に提供できるということです。

当日いろいろ突っ込んだ話を伺いましたので、それらを箇条書きでまとめてみます。

■通線できない物件に最適

インターネット無料サービスをアパートに導入する際、一番ネックになるのが配線をお部屋の中まで引っ張る経路です。

古い物件では建物の外側から部屋の内部まで通じている配管経路がないためネット無料サービスが導入できなかったり高額な工事代がかかったりしていました。

ところがバッファローさんのアンテナ線インターネットは上図の通り、既存のアンテナ線にインターネットの信号を混ぜ込んで流しますので宅内への配線工事費が不要になり、相対的に安い導入コストになります。

そのため、配管経路がないが故にサービスの導入を断念していたような物件には最適だと思われます。古い物件でも最低限アンテナ線は各居室に来ていますのでネット無料サービスの導入ができることが最大のメリットです。

■速度はどうなんだ!?

バッファローさんのこのサービスはケーブルテレビインターネットの技術を応用しているのですが、ケーブルテレビのネットサービスというと速度が遅いことで定評があります(苦笑)

失礼ながらその点を突っ込んだところ、

「ケーブルテレビ事業者さんが提供しているインターネットサービスは1本の同軸ケーブルに何千人のお客さんがぶら下がっているので夕方から夜間にかけて速度が低下する傾向がありますが、うちのこのサービスは光回線を最大32戸で利用しますのでけっこう早いですよ!」

というご回答でした。

実際に導入された事例では、

「各部屋にネットワークケーブルを引き込むタイプと遜色ない70Mbps程度のスピードが出ていました」

ということでした。もちろん上流の光回線の込み具合などによるのでコミットはしてくれませんが、接続環境が良好であればそれぐらいの速度は期待できると思います。

■コストは安い!?

こういうサービスですから宅内工事は不要になり、けっこう安い価格でネット無料サービスを導入できるのではないかと期待してコストの質問をしてみました。

すると、

「各お部屋にネットワークケーブルを引き込むサービスよりは確実に安くなりますが、親機の仕入れが高いようなんですよね・・・(^^;)」

という回答でした。

私も導入した実績がまだありませんので断定的には言えませんが、高価なケーブルテレビ用の機材を使う関係で「激安」というところまでは至らないようです。むしろ従前のサービスでは導入できなかったところにネット無料サービスを導入できるという点がやはり最大のメリットになるような印象を受けました。

■デメリット①:宅内コンセントを2つ必要とする

以前の記事でご紹介した通り、各居室には「子機」と「宅内ルーター」を設置する必要があります。これらがそれぞれ電源を必要としますので、電源コンセントは2つ必要になります。

DSC_0064

単身者向けの古い物件では宅内のコンセント数も限られてしまいますので、この点はデメリットですね。

バッファローさんはもともとIT周辺機器のメーカーさんですので、これら2つの機器を1つにまとめた機器を作ってください!とお願いしておきました。

■デメリット②ケーブルテレビインターネットとは共存できない

既存のケーブルテレビ会社さんがそれぞれインターネット接続サービスを提供しておられますよね。バッファローさんのこのサービスはケーブルテレビの技術を応用しているために、そうしたケーブルテレビ会社さんのネットサービスとは両立できないそうなんです。

ですから例えば10戸のアパートのうち、1戸でもジェイコムなどのケーブルテレビインターネットを利用しておられたらすべてのお部屋でこのサービスが利用できなくなるそうです。
(ケーブルテレビインターネットと同じ周波数帯を使うことからそうなるようです)

なのでたとえばジェイコムさんのインターネットサービスを利用しておられる入居者さんがいたら、そちらを解約してもらいこちらの無料サービスに移行してもらう必要があるということです。

私見ですが、有料から無料への変更なのでそんなに難易度は高くないと思います。

(※問題になるのはケーブルテレビインターネットだけで、単にケーブルテレビの放送を受信しているだけだったら何も問題ないとのことです)

■運用方法は!?

このサービスを利用する際は、入居者さんからバッファローさんへお申し込み手続きをしていただく必要があるそうです。お申込みをされると入居者さんに宅内子機と宅内ルーターを発送する流れになるとか・・・。

発送される宅内ルーターにはお部屋ごとにユニークな仮パスワードが設定されるのでセキュリティはきちんと担保されます。

ところがルーターのパスワードは入居者が任意で変更できるそうなので、ご退去された後に残された機器はパスワードをリセットするひと手間が必要になるようです。

一般民生用機器を使っているからこそなんですが、入居者がパスワードを変更できなくしてしまえば運用がラクチンになるのにな~と思いました。

===

■まとめ

バッファローさんはこの業界で最後発なので、競合他社にないニッチなサービスを提供しようとする姿勢には大いに共感できました。

各部屋にケーブルを引き込むサービスで比較すると、IPv6対応や運用面でのきめ細やかなフォローがあるので私はイーブロードさんをおすすめしています。

また、大規模なファミリー物件では戸当たり複数の機器を使うことからネットワークの渋滞が予想され、NTTさんのフレッツ光・全戸導入タイプが最適かなぁと思います。

古い物件で各住戸への引き込みが困難な場合は今回ご紹介したバッファローさんのアンテナ線サービスが面白いな~と思っています。

そういう意味では、物件の種類と状況によってネット無料サービスを使い分けるという視点も重要なのかもしれませんね。


バッファローさんといえば共用部に無線アンテナを設置するサービスが印象に残っていますが、こちらのアンテナ線インターネットを主力にしたほうが他社さんとの差別化ができますので得策だと思うんですがいかがでしょうか??

===
お布施だと思って押して下さい(笑)
↓↓↓↓↓


大家ぺんたの健美家コラムはこちらから!!