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健美家コラム第30話で大型物件のオーバーローン付けに成功した話を書いています。良かったら覗いてみてください(^^ )

◎リンク 融資が厳しくなるなかオーバーローンの承認が下りました!~1年半追いかけた大型物件の話~

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おはようございます、ぺんたです。

折板屋根のアパートで、むきだしの箱樋が結露する問題に対処した話を先日書きました。今日はその続編です。

◎リンク 金属の結露対策に「ペフ」シート

箱樋の室内側に断熱材の「ペフ」を貼り付けた・・・というのが前回の記事でしたが、箱樋の側面に発泡ウレタンフォームを充填しました。

購入した発泡ウレタンフォームのスプレーはシスタプロM5270Pです。
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プロ用の発泡ウレタンスプレーで大容量です。家庭用キンチョールの2倍も大きなスプレーで、アマゾンで2,102円でした。

細い隙間に充填できるようストローがついているので今回の作業にぴったりです。
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ストローを缶に取り付け、試し吹きしてみました↓↓。
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あれれ、ぜんぜん膨らみません💦 説明書きをよく読むと20回ぐらい缶を振らないといけなかったようです。よく振ってからもう一度試し吹きします↓↓。こんどは少し太いのが出てきました。
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ピンクの○ンコみたいです(笑)

しばらく放置しておくと表面が平滑になりますが、思ったほどは大きく膨らみません↓↓・・・。
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完全に固まるまでおよそ1時間かかるそうです。まだ固まりきらないうちに表面をツンツンしたところパカッと穴が開いてしまったので、いったん吹き付けたら1時間ほど触らないようにしておかないといけません↓↓
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これで要領をつかんだ気がしたのでさっそく箱樋の隙間に吹き付けました。(吹いた直後の写真です↓↓)
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半分だけ吹き付けて1時間近く経過を見たのですが、思ったほど膨らみません。1時間経っても上の写真とほぼ変わりません。

「こんなもんか・・・」と思って残り半分に吹き付けました。

すると右半分では膨らみの様子が違います。吹いたあと5分ほどでフォームが押し出されて、垂れ下がって来ました。明らかに前の半分より余計に膨らんでいる感じです。
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「あれれ!?吹きすぎちゃったかな??」と焦りましたが、固まってからカッターで切れば良いのでそのままにして他の作業をしました。

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しばらく経ったのち、現場に戻ってくると養生したブルーシートの上に発泡ウレタンが落下して固まっていました。
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恐る恐る上のほうに目をやると、壁の途中に垂れ下がっています・・・
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箱樋のところは、左半分と違って大きく膨らんでいます💦
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腎臓みたいですね(苦笑)まあはみ出した部分はカッターで切ればいいのでなんということはありません。

発泡ウレタンは水分と触れて膨らむそうです。もしかしたらこの部分は内部に水滴が残っていたのかもしれませんね。

固まる前はベトベトしていますが、固まった後は発泡スチロールのような手触りです。大きくはみ出した部分をカッターで切りましたが、目に見えない部分なのでテキトーです。

ともあれこれで箱樋側面の結露対策が完了しました!

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前回、ペフシートの記事を書いたときに読者の方からメッセージをいただきました。

「にしても水滴の大きさが凄いですね。 浴室の湿気が天井裏に逃げているとか、過剰に室内加湿しているとか、 そういったこともあるやもしれません・・・」

ということでした。ご指摘ごもっともです。こんなに↓↓盛大に結露するのはよほどの「水源」がないと無理です。

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メッセージを受けて、少しの間経過観察をすることにしました。

ある日強い雨が降った時間帯があったので他の現場からここに戻ってきました。押し入れから箱樋を見上げるとポタポタ雨漏りがしています。

原因箇所を特定すると、折板の下端から雨が染み落ちていました。
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この部分は屋外側から見るとこんな感じ↓↓です。折板がせり出している真下なのでここから雨漏りするとは思っていませんでした💦
折板

折板から伝い漏れしているのか、箱樋で雨粒が跳ね返って漏れるのかわかりませんがとにもかくにも雨漏りの原因箇所が特定できたので、室内側からコーキングしました。後日屋外側からもコーキングして万全を期したいと思います。

推測ですが、

①折板の底辺部分からじわじわ雨漏り

②押し入れの天井に落下

③室内の熱で蒸発して箱樋に結露

④押し入れの天井に落下


という風に、屋根裏で水分が逃げずに循環していたのだろうと思われます。

今回「ペフシート」・「コーキング打ち」・「発泡ウレタンフォーム」と3つ対策を打ちましたので、これでもう問題は起こらないと思います!

あとは今回の対策を手順書にして業者さんに渡せば、次回からは業者さんにお任せできます!(^^ )

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