お布施だと思って押して下さい(笑)
↓↓↓↓↓


健美家コラム第30話で大型物件のオーバーローン付けに成功した話を書いています。良かったら覗いてみてください(^^ )

◎リンク 融資が厳しくなるなかオーバーローンの承認が下りました!~1年半追いかけた大型物件の話~

===

おはようございます、ぺんたです。

3年前に遊び心でオレンジに塗装したキッチンがあるのですが、先日ご退去になり現場を確認したところ、ところどころ剥がれてしまっていました。
DSC_0259

吊り戸棚のほうは無事でした(^^ )
DSC_0258

これからペンキを調達するにも時間がかかりそうなので、ペンキの剥離剤をつかってはがすことにしました。きれいにはがしたあとに別の色で再塗装しようというもくろみです。

いえ、本当はちょっと以前にネットでペンキの剥離剤があるのを見つけて(試してみたい!)と思っていたからです(苦笑)

調達した剥離剤は「スケルトン」の木材にも使えるRS-101です。日本で最初の剥離剤で、性能には定評があります。
DSC_0257

ハケで塗るので塗装用のカップに流し込むとうっすらとしたブルーで、ドロッとしたジェルです。
DSC_0260

ネットには酸性でもアルカリ性でもない中性だと書いてありますが、劇薬成分が含まれていますので手袋と防護メガネをして塗布します。

少したっぷり目に塗りつけると5分も経たないうちに塗膜が膨らんできました。
DSC_0261

あれれ・・・事前に調べた情報では塗膜が膨らむとは書いて無かったのにちょっとおかしい・・・(..;)

本来スケルトンを塗ると塗膜がドロドロになるので、それをスクレーパーでこそぎ落とすんです。

スクレーパーで塗膜をこそぎ落とそうとすると塗膜の下白いゴム状のものが顔を出し、そこにも穴が開いてしまいました。
DSC_0262

こうなったら白いゴムシート状のものもはがすことにしました。さきほど開いた穴をツンツンしていると大きな穴に広がってしまいました。下地の合板がむき出しになってしまいます。

DSC_0263

ここまで来たら全部はがしてしまえ!とばかりにハケにつけるスケルトンの量を増やしてみたところ、こんなひどいありさま↓になってしまいました。
DSC_0265

こうなればあっさりと剥がれるのでかえって作業がはかどります。ほどなくキッチンはベニア板の塊になってしまいました(..;)

DSC_0266

DSC_0267

最初は塗装するつもりでしたがこうなったら方針変更で、ホームセンターの化粧シートを貼りました。

なんとか格好がついたのでほっと一息です。

===

あとで調べてわかったのですがスケルトン溶液の主成分はジクロロメタンといって有機溶剤の一種で、有機化合物の多くを溶かしてしまうそうです。

おそらくキッチン表面に貼られたメラミン樹脂フィルムまで溶かしてしまったのでしょう。木材に使える・・・ということで今回の品番を選択しましたが、キッチン表面の樹脂フィルムのことまでは考えが及びませんでした(..;)

剥がれたメラミン樹脂フィルムは伸びた風船のゴム・・のような感じでベロベロになっていましたが、翌日にはカチンコチンに固まっていました。
DSC_0268

今回は失敗しましたが、「スケルトン」が予想以上に強力だったことは身をもって体感できました(笑)

みなさんは同じ失敗をされないようご注意ください!

===
お布施だと思って押して下さい(笑)
↓↓↓↓↓


大家ぺんたの健美家コラムはこちらから!!