お布施だと思って押して下さい（笑）
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健美家コラム第５２話で、ハウスクリーニングで重宝するケミカル２種を紹介しています。繁忙期で業者さんが捕まえられない人はぜひ試してみてください(^^ )
◎ヤニと油汚れを強力に落とす洗剤2種はハウスクリーニングの強力な助っ人です！！
===
おはようございます、ぺんたです。
いま取り組んでいる大型物件には日立のエレベータがついています。もう全空になっているので、ほぼ私専用です（笑）
先日この物件に行った際、１階からエレベータを呼んでもいっこうにカゴがやって来ないことがありました。
仕方ないので階段を使って確認しに行ったところ７階で止まっていました。下に降りるときの呼び出しボタンがずっと付きっぱなしになっていて、扉がずっと開いていました。故障のようです。
それから少しして日立の点検員が急行して来てくれました。（エラー情報が自動で飛んだようです。）
状況を説明したところ壁についている操作パネルを取り外してなにやら点検し、
「下に降りるボタンが故障しているようですので、交換する必要があります」
と仰います。ほかに選択肢はありませんのですぐに交換してもらうよう依頼しました。
その翌日。９階で作業したあと階下に降りようと９階の下降ボタンを押したところ反応がありません。何度試しても反応がないのでいったん８階に階段経由で降りてからエレベータを呼び出すと今度はちゃんとカゴが来てくれました。
（また故障だ！）
と思い、今度はこちらから電話をかけて点検員を呼び出しました。前日と同じように確認作業をしてもらったところ、こんどは
「操作パネルの中の基板が故障しているようです。昨日のこともあるので全ての階の操作ボタンを確認したところ、カゴ内も含めて９箇所のボタンが動作しませんでした。どうしましょう？」
と仰るので、またまた選択肢がないため修理をお願いしました。
===
このエピソードでちょっとヘンだなと思うのは、そんなに多くないボタンのうち９箇所が動作していなかった点です。（基板も含めると１０箇所）計算してみたら全てのボタンは４０個で、うち１０箇所が動作していなかったとするならば、故障率２５％です。
このマンションはちょうど１年ほど前にフルメンテ契約からPOG契約に切り替えました。フルメンテ契約とはちょっと語弊がありますがわかりやすく言うと、「日立さんに全部おまかせ」契約です。
契約期間中に不具合が生じた場合は、ロープなどの大物を除きほとんど日立さんが自腹で修理する・・・という契約です。（もちろん契約上、操作パネルもメンテ対象になっていました）
いっぽうPOG契約とは、「日常的な点検は日立がやるけど、不具合が見つかったらオーナーさんの自腹で直しましょうね」という契約です。
契約上の理屈から言うと
・フルメンテをやっていた昨年３月までは、操作パネルには一切不具合がなかった
・その後の１年間で25％が故障した
という話になるのですが、私には信じられませんでした。
というのもこういう電機モノって、部品毎の耐久性能試験というのを予めやってから商品化するものなんですよね。ある部品を新品から使い続けて故障するまでの時間をMTBF（平均故障間隔）という指標で管理するのですが、だいたい日本メーカーの場合50,000時間に設定されています。
24時間・365日稼働したとすると年間で約8,800時間弱となります。50,000時間を8,800時間で割り算すると6年ぐらいになるので、平たく言うと、部品1個が6～7年に一回故障して取り替えているはずなんです。
だとしたら、POGに切り替えたあとの1年間で25％もの不具合が出るのは、MTBFの概念からすると2倍近く多いことになります。要は、フルメンテ期間中にちゃんとメンテしていなかったやろ！と私は思っているのです。
===
良く言われることですが、フルメンテ期間中はエレベータメーカーが自腹で修理することになるので、不具合を発見しても見て見ぬふりをしていて、クレームが付くまで修理しない・・・。
それがPOG契約に切り替わったらオーナー負担になるので、途端に
（あそこが悪い、ここも悪いから取り替えましょう）という提案が矢継ぎ早に発生する。。。といわれますが、その通りの事例だと思います。
恐らく、フルメンテを終了した昨年3月時点でかなりのボタンが動作不良を起こしていたと思うのですが、住人からのクレームがなかったので放置していた蓋然性が高いと私は思っています。
そういう意味では（何がフルメンテだ！いい加減だな～）と苦々しく思っております。確証がないので日立さんにはおくびにも出していませんけどね・・・(^_^;
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それから少しして日立の点検員が急行して来てくれました。（エラー情報が自動で飛んだようです。）
状況を説明したところ壁についている操作パネルを取り外してなにやら点検し、
「下に降りるボタンが故障しているようですので、交換する必要があります」
と仰います。ほかに選択肢はありませんのですぐに交換してもらうよう依頼しました。
その翌日。９階で作業したあと階下に降りようと９階の下降ボタンを押したところ反応がありません。何度試しても反応がないのでいったん８階に階段経由で降りてからエレベータを呼び出すと今度はちゃんとカゴが来てくれました。
（また故障だ！）
と思い、今度はこちらから電話をかけて点検員を呼び出しました。前日と同じように確認作業をしてもらったところ、こんどは
「操作パネルの中の基板が故障しているようです。昨日のこともあるので全ての階の操作ボタンを確認したところ、カゴ内も含めて９箇所のボタンが動作しませんでした。どうしましょう？」
と仰るので、またまた選択肢がないため修理をお願いしました。
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このエピソードでちょっとヘンだなと思うのは、そんなに多くないボタンのうち９箇所が動作していなかった点です。（基板も含めると１０箇所）計算してみたら全てのボタンは４０個で、うち１０箇所が動作していなかったとするならば、故障率２５％です。
このマンションはちょうど１年ほど前にフルメンテ契約からPOG契約に切り替えました。フルメンテ契約とはちょっと語弊がありますがわかりやすく言うと、「日立さんに全部おまかせ」契約です。
契約期間中に不具合が生じた場合は、ロープなどの大物を除きほとんど日立さんが自腹で修理する・・・という契約です。（もちろん契約上、操作パネルもメンテ対象になっていました）
いっぽうPOG契約とは、「日常的な点検は日立がやるけど、不具合が見つかったらオーナーさんの自腹で直しましょうね」という契約です。
契約上の理屈から言うと
・フルメンテをやっていた昨年３月までは、操作パネルには一切不具合がなかった
・その後の１年間で25％が故障した
という話になるのですが、私には信じられませんでした。
というのもこういう電機モノって、部品毎の耐久性能試験というのを予めやってから商品化するものなんですよね。ある部品を新品から使い続けて故障するまでの時間をMTBF（平均故障間隔）という指標で管理するのですが、だいたい日本メーカーの場合50,000時間に設定されています。
24時間・365日稼働したとすると年間で約8,800時間弱となります。50,000時間を8,800時間で割り算すると6年ぐらいになるので、平たく言うと、部品1個が6～7年に一回故障して取り替えているはずなんです。
だとしたら、POGに切り替えたあとの1年間で25％もの不具合が出るのは、MTBFの概念からすると2倍近く多いことになります。要は、フルメンテ期間中にちゃんとメンテしていなかったやろ！と私は思っているのです。
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良く言われることですが、フルメンテ期間中はエレベータメーカーが自腹で修理することになるので、不具合を発見しても見て見ぬふりをしていて、クレームが付くまで修理しない・・・。
それがPOG契約に切り替わったらオーナー負担になるので、途端に
（あそこが悪い、ここも悪いから取り替えましょう）という提案が矢継ぎ早に発生する。。。といわれますが、その通りの事例だと思います。
恐らく、フルメンテを終了した昨年3月時点でかなりのボタンが動作不良を起こしていたと思うのですが、住人からのクレームがなかったので放置していた蓋然性が高いと私は思っています。
そういう意味では（何がフルメンテだ！いい加減だな～）と苦々しく思っております。確証がないので日立さんにはおくびにも出していませんけどね・・・(^_^;
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主様は、理系と思ってましたが、法学系もやってましたか（偏見）？
残念ながら文系です。統計学を多用するカテゴリーだったので理系っぽく見えるんでしょうかね？「蓋然性」も統計学でよく使います。