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健美家コラム第55話で、原状回復ガイドラインについて国交省に直接電話した結果をご紹介しています。すごく実用的な内容ですのでぜひ読んでみてください!

◎原状復帰問題について国土交通省に直接電話してみました。その驚きの結論とは!!

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おはようございます、ぺんたです。

2月・3月の繁忙期。こちらでは(いえ私の物件だけかもしれませんが)入居が進まず、退去した部屋がなかなか埋まらない・・・という状況でした。恐らくコロナ自粛の影響なのですが、このまま放置はできません!入居付けがイマイチな管理会社さんと協議をし、4月以降続々と入居申込みをいただいております(^^ )

こういう時期ですからお客さんの引越し自体が少ない・・・ということは想像に難くないのですが、まるっきりゼロになったわけでもありません。要するに私が現在のマーケットで他の大家さんに競り負けているだけなんです。

そこで4月上旬に管理会社さんの社長さんと相談して、一部の入居条件を緩和しました。先方から提案してきた内容は全て即決でOKし、要求されていないことまでこちらから逆提案しました。その結果お申し込みが次々に入るようになったので、結果オーライです。

そんな状況のなか、協議させていただいた管理会社さんからではないのですが、この時期ならではの「コロナ特需」とも言える案件がいくつかありました。

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印象に残った最初の案件は管理会社さんからの電話でもたらされました。

「あ、もしもしぺんたさんですか?コーポXXの○○号室なんですが、1年未満の短期入居ということでお問い合わせが入ったのですが、どういたしましょう??」

という内容でした。

「短期入居はちょっと・・・💦でも、どういう背景で短期なんですか?」

と問い返すと、お客様の事情がわかりました。

「そのお客様はXX大学附属病院で勤務されている施設管理の業者さんなのですが、院内感染を非常に危惧されていて、『家族にうつしたくないからアパートを借りて、自分だけそこから通勤する』とおっしゃっています」

ということでした。いわゆる自主隔離の変形版ですね(^_^; 

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(※画像はイメージです)

業者さんとはいえど広い意味の医療従事者ですのでもちろん拒否はしません。

「最低でも1年は住んでいただきたいのですが、それをご了解いただけるならばOKですよ(^^ )」

と回答したところお申し込みを頂きました。ご家庭によってはお父さんだけがクルマで寝起きするような対策を取っておられるところもあるようなので、そういう流れからくる新たな需要ですね・・・。

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もうひとつ印象に残った案件がありました。やはり管理会社さんから電話があり、ちょうどお部屋を案内している最中だと言うのですが、

「来年3月に卒業される大学4年生の学生さんなのですが、ご卒業までの約1年弱ご入居されたいということです(^_^;」

とおっしゃるのでやはり背景を聞いたところ、

「現在大学の学生寮に入られているのですが、コロナ対応のため学生寮が閉鎖になるそうです。そのため引越先を急いで探されているのです」

という驚きの理由でした。

アメリカ・ニューヨーク州の大学で一万人以上の学生を寮から追い出すという報道がありましたが、あれはパンデミックに備えて学生寮を病床として使うためでした。非常に乱暴な措置ですが医療的な合理性はあります。

しかしこの街では感染者が累計で1名しか発生していませんので、もちろん病床を確保するためではなく、学生寮で集団感染発生→大学の評判が落ちる・・・のを危惧した大学側の予防的措置だとしか思えません。こちらも乱暴な話です。

コロナ危機のさなかに学生を放り出す対応には疑問が残りますが、

「例え学生寮が短期日で再開されたとしてもそっちに戻らず、ご卒業までうちのアパートに住むとお約束頂けるのであれば了承しましょう!」

とご回答したところ、やはりお申し込みいただけました。

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どちらのケースもコロナ禍がなければ存在しなかった需要です。

我々大家は(どうせこんな時期だから引越需要が縮小しているだろう)と諦めモードになりがちですが、危機のときは我々の思ってもいない新たな需要が生まれるんだな・・・と再認識した次第です。

大家にも柔軟さが求められる局面ですね💦

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