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姫路のトランプさんの失敗に至った原因を、報道資料から推測しています。頭の体操としてどうぞ!↓

◎『姫路のトランプ』銀行取引停止から読み解く教訓

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おはようございます、ぺんたです。

ここの街には江戸時代からの干拓地が多くあります。平たく言うと埋め立て地ですね。ある業者さんと雑談していたときその埋め立て地の話題になりました。その業者さん曰く、

「あそこって、地中14メートル以上深く掘らないとしっかりした地盤に当たらないんですって💦」

とおっしゃいます。まるでプリンの上に建物が建っているような感じだともおっしゃっていました。
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私は新築をやったことがありませんし、土木的な知識もまったくありませんでしたので、正直なところ話半分で聞いていました。

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そのしばらく後のこと。箱バンのタイヤがパンクしたのでディーラーさんでタイヤ交換してもらいました。(釘が横っつらに刺さっていたので交換するしかないそうなんです。思わぬ出費でした💦)

そのディーラーさんはその埋め立て地に建っているんです。軟弱地盤のことをご存じかと思って担当セールスに話題を振ってみたところ、

「いや、ほんとそうなんですよ。こんなところにみんな家を建てていますけど、大丈夫かな??っていつも思っているんですよ」

という答えが返ってきました。続けて、

「昼休みに自分の車の中で食事をすることがあるんですよね。食後に居眠りをしたとき、『あ、地震だ!💦』と飛び起きたことがありました。でも店内のみんなは慌てる様子もなかったので、よくよく周囲を観察するとお隣の倉庫で走り回るフォークリフトの振動だったんですよ(苦笑)」

とおっしゃっていました。(ホンマかいな~w)と思わんでもないですが、軟弱地盤の雰囲気はよく伝えてくれていると思います。

こういう軟弱地盤では、ホンモノの地震がやってきたら大規模な液状化現象が発生すること間違いなしです(^^ゞ

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(2018年札幌市清田区の液状化被害 出典:時事通信)

こんな液状化被害のなかにあっても、上の写真で建物が傾いたりしていないのは地中に杭を打ち込んで支えているからです。お恥ずかしながら土木に無知な私が、地中杭の威力を目の当たりにしたのが博多駅前の道路陥没事故のときでした。

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セブンイレブンのビルを地中杭が支えていることがよくわかりました💦 軟弱地盤に建物を建築するとき、こういう杭を打ってその上に建物を建築するのが定石だそうです。

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ところがです。先に登場したディーラーのセールス氏(実家が工務店でやたら詳しい方です)によると、その埋め立て地で新築する現場の半数ほどは杭を打っていないそうです。その多くはローコスト住宅と、地元工務店が建てる小規模アパートだとか・・・💦

地中杭の施工をすると建築費が○百万は上がるそうなんですが、私が新築に取り組む時には、こういう部分は手抜きしないようにしよう・・・と決意を新たにしました。

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