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健美家コラムを更新しました。
生き残るには「弱い者いじめ」の視点が重要です!

◎競争に勝ち残るには「弱い者いじめ」を ~競争戦略の発想~

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おはようございます、ぺんたです。

以前の記事で都市ガスからプロパンガスに転換した・・・という記事を書いたことがあります。その記事では主に、都市ガス会社が転換阻止に走るのをどうやって封じたか、が主眼に置かれた記事でした(^^ゞ

◎都市ガスからプロパンへスムーズな切り替え♬

つい先日、北九州から見学に来られた大家さんから

「都市ガスの配管はそのまま利用されたんですか?」

とご質問を受けたので、今回は転換工事によってガスインフラがどのように変化したのかを画像でご説明しようと思います。

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この物件を都市ガスからプロパンに転換する際、既にお取引のある大手プロパン屋さんに声をかけました。すると、

「弊社と都市ガス会社の間には、暗黙の取り決めがあって転換はお受けできません💦」

という回答でした。どうやらお互いに転換合戦になるといわゆる戦争状態になるので、そういうことはやらないでおきましょうね・・・という暗黙の不可侵条約があるようです。(これが明文化されていたらカルテルとかになるのでしょうが、あくまでも『暗黙』だそうですw)

そこで、もっと小さなプロパン業者さんに打診したところ快くガス供給を了解してくれました。

プロパン業者さんが最初に着手したのがガス供給設備の設置です。一般家庭向けのボンベはこういうやつですが・・・
pixta_10283571_XL-min-768x512

ここの物件はファミリーの大型物件なので、バルク式のタンクを設置すると言われました。

いわゆるガスボンベが可搬式のタンクであるのに対して、バルク式とは「据え置き式タンク」と言いましょうか・・・。その業者さんが敷地内にこういう立派なタンクを設置してくれました。設置費用はプロパン屋さんの負担です。

HORIZON_0001_BURST20201113112629433_COVER

バルクのタンクは、ボンベと違ってポータブルではないのでガスの充填方式が違います。ボンベにはガス基地で予めガスを充填して各戸に配るところ、バルク式ではバルクローリと呼ばれる車がやってきてバルクタンクにガスを(現地で)充填します。

pic_baruku_neo

こういうバルクの設置をするかボンベにするかは物件の規模によると思います。この物件は2LDK・3LDKミックスの30戸と、供給量が多いのでバルクを選択されたのでしょう。

で、このバルクタンクからこんな風に配管が新設され・・・
DSC_1153

ある扉の天井部に伸びています。この天井裏か扉の向こうで既存の配管と接続しているようです。
DSC_1155

プロパンガス屋さんに聞いたところ、この扉はいわゆるパイプスペースで、この内部で都市ガスを供給する配管が土中から立ち上がっていたそうです。その配管を途中でぶった切ってプロパンのパイプに接続。建物内の既存のガス配管に、そのままプロパンガスを供給することになっています。

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話は前後しますが、都市ガス会社にプロパンへの転換を通告した翌週。前面道路から敷地内に都市ガスを引き込む箇所のアスファルトが新しくなっていました。
DSC_1152

以前ここにガスメーターかバルブがあったような気もしますが、記憶が定かではありません。ともあれここからさきほどのパイプスペースを経由して建物内に都市ガスが引き込まれていたのですが、私がお断りしたので都市ガス会社さんがここの部分で配管をカットして供給を遮断したんですよね。

いかがでしたか?都市ガスからプロパンへの転換という言葉は聞くものの、インフラがどんな工事を伴うかというのはあまり目にする機会がないと思いますので、これから転換しようとしている方はぜひ参考にされてください(^^ )

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