お布施だと思って押して下さい(笑)
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おはようございます、ぺんたです。
100万円で買った一棟マンション。家内と次男の応援で壁の塗装は進みましたが完成にはまだまだほど遠い状況です。なかでも最大の懸案はコンクリートの「爆裂」です。
この物件は壁式の鉄筋コンクリート造なので床・天井はもちろん、室内の間仕切り壁までコンクリートがむき出しのところが多いのですが至る所で膨れや亀裂・剥がれが起こっています。これはもう間違いなく鉄筋の「爆裂」ですので、迷うことなくハンマーでぶったたきます。すると問題箇所のコンクリートが剥落し、錆びた鉄筋が露出します。
たとえば階段室の天井が一部剥げかかっていたのでハンマーでゴンゴンやったら、コンクリートがボロボロ落ちて、錆びた鉄筋がむき出しになりました。


また室内においては居室の天井部分に爆裂がありました。これは私がやったものではなく、先代のオーナーさんがやったものだと思われます。


壁にも問題箇所があります。その箇所をハンマーで無慈悲に叩いていると、短時間でこんなに大きな穴が空きました(笑)


剥がれ落ちたコンクリートガラは床下にポイしましたw 露出した鉄筋は無残に錆びています。

こういう爆裂はコンクリートのヒビや割れなどが原因で起こるそうです。ヒビなどから侵入した雨水とCO2が、もともと強アルカリ性だったコンクリートを中性化していった結果、内部の鉄筋がサビます。鉄は錆びると膨張するので周囲のコンクリートに浮き・剥がれ・割れなどが生じるというメカニズムです。
こういう現象は昭和40年代・50年代に作られたRC造の建造物に多く見られます。たとえば前回の東京オリンピックの前に突貫で作られた首都高速1号線は多数の爆裂によりこんな風↓になっていたそうです。猛烈な交通量を支える橋脚がこんな状態ではこころもとないですね💦

また東海道・山陽新幹線の高架橋にも同じような爆裂が多数見られたそうなので、JRは補修工事を進めているそうです。柱に巻き物がしてありますね💦

当時の鉄筋コンクリートには塩分を多く含む海砂が多用されたといいます。塩素が中性化を促進し脆弱なコンクリートになっていた・・という議論がありますが、ここらへんは複雑なので後日また別記事でご紹介しますね・・・。
ともあれ私はこれらの爆裂に対処する必要があります。幸い現在は爆裂に対処する標準的な工法が確立されているようなのでそれを適用して淡々と修復することにします。使おうと思っているのは「Kモルタル工法」です。

普通のセメントは重たいので壁面や天井面などにはくっつきにくいのですが、樹脂の骨材を接着剤で練って施工する樹脂モルタルと言われる補修材です。(施工の様子は後日アップしますね(^^ ))
爆裂はコンクリートに生じるガンのようなものです。ガンに抗がん剤があるように、爆裂にも対処方法があるようですので、この病んだ建物をなんとか諦めずに再生したいと思います(^^ )
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100万円で買った一棟マンション。家内と次男の応援で壁の塗装は進みましたが完成にはまだまだほど遠い状況です。なかでも最大の懸案はコンクリートの「爆裂」です。
この物件は壁式の鉄筋コンクリート造なので床・天井はもちろん、室内の間仕切り壁までコンクリートがむき出しのところが多いのですが至る所で膨れや亀裂・剥がれが起こっています。これはもう間違いなく鉄筋の「爆裂」ですので、迷うことなくハンマーでぶったたきます。すると問題箇所のコンクリートが剥落し、錆びた鉄筋が露出します。
たとえば階段室の天井が一部剥げかかっていたのでハンマーでゴンゴンやったら、コンクリートがボロボロ落ちて、錆びた鉄筋がむき出しになりました。


また室内においては居室の天井部分に爆裂がありました。これは私がやったものではなく、先代のオーナーさんがやったものだと思われます。


壁にも問題箇所があります。その箇所をハンマーで無慈悲に叩いていると、短時間でこんなに大きな穴が空きました(笑)


剥がれ落ちたコンクリートガラは床下にポイしましたw 露出した鉄筋は無残に錆びています。

こういう爆裂はコンクリートのヒビや割れなどが原因で起こるそうです。ヒビなどから侵入した雨水とCO2が、もともと強アルカリ性だったコンクリートを中性化していった結果、内部の鉄筋がサビます。鉄は錆びると膨張するので周囲のコンクリートに浮き・剥がれ・割れなどが生じるというメカニズムです。
こういう現象は昭和40年代・50年代に作られたRC造の建造物に多く見られます。たとえば前回の東京オリンピックの前に突貫で作られた首都高速1号線は多数の爆裂によりこんな風↓になっていたそうです。猛烈な交通量を支える橋脚がこんな状態ではこころもとないですね💦

また東海道・山陽新幹線の高架橋にも同じような爆裂が多数見られたそうなので、JRは補修工事を進めているそうです。柱に巻き物がしてありますね💦

当時の鉄筋コンクリートには塩分を多く含む海砂が多用されたといいます。塩素が中性化を促進し脆弱なコンクリートになっていた・・という議論がありますが、ここらへんは複雑なので後日また別記事でご紹介しますね・・・。
ともあれ私はこれらの爆裂に対処する必要があります。幸い現在は爆裂に対処する標準的な工法が確立されているようなのでそれを適用して淡々と修復することにします。使おうと思っているのは「Kモルタル工法」です。

普通のセメントは重たいので壁面や天井面などにはくっつきにくいのですが、樹脂の骨材を接着剤で練って施工する樹脂モルタルと言われる補修材です。(施工の様子は後日アップしますね(^^ ))
爆裂はコンクリートに生じるガンのようなものです。ガンに抗がん剤があるように、爆裂にも対処方法があるようですので、この病んだ建物をなんとか諦めずに再生したいと思います(^^ )
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