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おはようございます、ぺんたです。

ある仲介業者さんと商談をしたあとの雑談で興味深い話を聞きました。最近忙しそうにしていたのでその話題を振ると・・・

「ええ、件数が多い訳ではないんですけどね・・・あるお客さんがやたら手間がかかってストレスなんですよ💦」

とおっしゃいます。詳しく聞いてみたところ、ある戸建にお申込みをいただいたそうなのですが、申込み段階ですごくおとなしそうで控えめだった方が、住宅ローンが通ったのを境に豹変したそうなんです。

「え～、それってもともとヘンな人じゃなかったんですか？」

「いやそれが、最初のころは『自分は年収３００万弱なんで金融機関の審査が通るかどうか不安です』とか『なんとかXX不動産さんのお力で融資付けをお願いします<(_ _)>』っていう低姿勢な感じだったんですよね」

「うんうん・・・そうなんですね。」

「なんとか力になってあげないといけないと思って、普段お付き合いしていない金融機関まで声をかけて、なんとか一行オッケーをもらえたんですよ。そしたら態度が途端に変わって・・・」

「どんな風にですか！？」

「『です・ます』調がすぐに『だよね』調に変わって、その後は物件の細かなところにクレームを付けられるようになって、しまいには『お前』とキレられるようになりました💦」

ということでした。たまったものではありませんよね。この仲介さんは低所得者層にそういう人間が多いと力説されていましたが、所得と態度の関連については定かではありません。

「そんなヒドい客だったら売るのを止めたらどうなんですか？」

「いやそれが、田舎にあるちょっと問題を抱えた戸建なのでこの人を逃したら次はないと思うんです。本音では逃げたいのですが、早期売却をご希望されている売主様のことを考えると途中で降りるわけにもいかなくて・・・😢」

ということでした。この記事を読んでおられる地方の仲介業者の方は大なり小なり似たような経験をされているのではないでしょうか？？

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（※「スッキリ」様より画像を拝借しました<(_ _)>）

不動産業界にかかわらず、態度を急変させる人はよく見かけます。その多くは所期の目的が達成出来るまでは低姿勢で、達成したあとは一転して高飛車になることが多いように思います。低所得者がそうかと言われるとう～んです・・・。私は高所得の方でそういう方をよくみかけたのでご本人の生き方次第のような感じがしていますが。

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大家業界に目を転じると、収益物件を買うまでは手すり足すり、猫なで声でいながら、決済が終わった瞬間に俺は客だぞと言わんばかりにオラオラしだす大家さんがいるそうです。（管理会社さん談）

手前味噌ですが私は、長年のお付き合いで気心の知れた方にしか「だよね」調で話しません。その方以外は例え新卒の方でも「ですます」調で話しますし、辞去する際は９０度のお辞儀を必ずするようにしています。なぜそうするかって？？相手がそうしてくれるからです。

冷静に考えると大家さんが大きな顔をしていられたのは昭和か平成の初期までです。その頃は物件がまだまだ足りていなかったので、アパートを持っているだけで大きな顔ができたのだろうと思います。

ところがいまどき収益物件は有り余っており、仲介業者さんから大家さんが選別されてしまう時代なんですよね・・・。なのに「俺は客だ！」とばかりにオラオラしていては嫌われてしまうばかりです💦こちらも丁重な態度を取ってイコールパートナーとして接することが心理的な距離を縮めるという意味でも成功への最短距離だと私は思っているんですよね(^_^;)

とはいえ言うことは言わなければならないのも大家稼業の宿命です。
相手の機嫌を損ねずにこちらの意図を伝えるのは難しい作業です。私が意思決定した理由と背景を丁寧に我慢強く説明するしかないと思っていますが、私にできているかどうか・・・。

冒頭でご紹介したエピソードからそんなことを連想しました(^_^;)

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