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おはようございます、ぺんたです。

いま融資をご相談しているある銀行は支店長代理の方がご担当頂いているのですがちょっと可哀想な感じです。どう可哀想なのかをちょっと書いてみたいと思います。

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最初にその方にお会いしたのは4月頃に、金融機関の新規開拓をしたときです。(年度末のバタバタが収まってほっとしておられるころです・・・(^_^))

非常に穏やかな語り口で、でも自行の融資姿勢はいいところも悪いところもしっかりと伝えて下さり好感が持てました。

ところが次にお会いしようとした時には少し様子が変わっていました。すごくバタバタされていて余裕がなさそうな感じが電話口から伝わってきます。

融資案件をご相談するためにこちらからお店を訪問するアポイントを取ろうとしたのですがスケジュールがびっしり入っているようで、結局午後6時半に近所のファミレスで待ち合わせすることになりました。

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しかも待ち合わせ時間に遅れると電話を頂いたあと、7時前にファミレスに到着されました・・・💦

開口一番「たいへん申し訳ありませんでした・・・」とおっしゃって遅れた事情を話していただいたのですがその理由がちょっと可哀想。

「さいきんうちの銀行は、午後6時以降支店に残っていちゃいけないルールになったんです。ギリギリ残れても6時半までで、今日はその時間まで商談が長引いてしまいました」

と仰るではありませんか。

なんでも支店の定員が減員になったうえ、「働き方改革」でかなり強烈な残業規制が本部から指示されたとのこと。

「減員された人の分の仕事が増えたうえ、支店に居残ったらダメと言われるのでこうして時間外にお客様にお会いせざるを得ない状況です・・・(^_^;」

と情けなさそうです。

「そうは言っても、定時になったらタイムカードをポンと押して働き続けることはできるんでしょ!?」

と質問すると、

「いえ、そうはいかないんですよ(涙)店内の監視カメラを通じて本部が監視しているんです。誰か残っていたら見つかってしまい、それが頻繁だと支店長など上席者の評価が下がってしまうんですよ・・・orz」

「・・・」

そんな状況では会社に対する忠誠心とか個人のやる気がなくなっちゃいますよね。

日本の会社の悪いところは、残業を減らせという指令だけ出しておいて残業を減らす手段や方法を経営陣が用意していないところだと思います。

例えば従来はやるのが当たり前だとされていた業務を「働き方改革」を期にバッサリと切り捨ててあげるとか、報告書漬けになっている現場に裁量を持たせてあげるとかの変革をしてあげれば良いのに、そういうことは一切やらず監視カメラで遠隔監視ですもんね・・・。つくづくサラリーマンを辞めて良かったと思います。

私は零細自営業者ですから、365日仕事のことを考えています。自分が必要と判断したら何時まででも働きますし、休日も取らないことも当たり前になっています。

仮に身体を休める日があったとしても頭の中ではずっと仕事のことを考えています。自営業者とはそんなもんで、別にそれが苦労だとは思っていません。好きな仕事ですからね。。。

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この支店長代理から融資の内諾を頂いたのですが、融資の申込書を書きに行こうと思ってもやっぱりアポイントが取れません(苦笑)

けっきょく9月に入ってから再度ご連絡することになりました。

大家の皆さん。いまどきの銀行員はこのように超多忙かつ短時間勤務になっているので面倒ごとを持ち込まないようにしてあげましょうね!(^_^)

※これだけ忙しいと他社と競合する融資案件にはどんどん力が入らなくなるかもしれませんね・・・(^_^;

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